飲食店などで帰り際にお勘定をお願いするときに・・・
「すいません!おあいそで。」
・・・自分の中では「通」だと思っていました。
でも、実はお店の人に対して失礼な意味だったのです!
「通」ぶっていた自分が恥ずかしい。
意味もわからず使うものじゃないですね(^_^;)
そんなわけで、
おあいその意味と由来についてお伝えしていきます。
目次
おあいその意味とは?
おあいそとは漢字で書くと「お愛想」と書きます。
その意味とは・・・
もう、二度と来ない。
・・・という意味なのだそうです。
昔は飲み屋の常連客になると、
飲み代は全額を支払うことをしなかったのです。
毎回、わざと1割をツケとして残して支払うのが「通」の支払い方だったのです。
また、そのツケを支払に戻ってくるからという意味だったそうです。
逆に全額を支払いツケを祓いきるということは
そのお店との「縁を切る」という意味を表しているのです。
だなんてお店に失礼なことを言ってるね。
客側ではなくお店側が使っていた言葉という説もある。
逆の意味で「おあいそ」は客側ではなく、
お店側が使っていたという説もあります。
お店側がお客さんに対して
「愛想がなくてすいませんでした」という意味を込めて
お勘定を済ませていたとされています。
その言葉が、「あいそ」⇒「おあいそ」となり
客側が帰り際に「おあいそして!」と使用するようになった。
・・・このような説もあります。
お店にも失礼ではないよね!
みんなはお会計のときに何て言っている?
お会計のときに「おあいそ!」というのは失礼だ!
という説と別に失礼ではない!という説があります。
じゃあ、どっちが正しいの?
そこで、皆は何と言っているのか?
アンケートサイトでは以下のような結果が出ていました。
2位:おあいそお願いします(21%)
3位:ごちそうさまです(10%)
4位:お勘定お願いします(8%)
5位:チェックお願いします(3%)
6位:いくらですか(2%)
7位:その他(3.9%)引用:みんなの声
なんと「おあいそお願いします」は第2位でした。
この結果には本当に驚きでした。
しかも、これは全国調査ということですので
なおさら、びっくりの結果でした。
この結果からすると、
「おあいそお願いします。」
は既に市民権を得て失礼ではないような気がします。
「なんぼ?」が1位だろうね。
まとめ
ここまで、おあいその意味についてお伝えをしてきました。
いかがだったでしょうか?
じゃあ、結局はお会計時には何と言えば良いのでしょうか?
結局はかっこなどつけようとせずに
素直に「お会計お願いします!」
・・・これが一番良さそうですね。
僕はこれでいこうと決めました。
みなさんは今後何と言いますか?
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