外反母趾とは、足の親指が小指側に曲がって変形していく症状のことです。
外反母趾によって巻き爪になったり、タコやウオノメなどもできやすくなってしまいます。
外反母趾の痛みは本当に辛いですよね?
また、外反母趾の人を見ると見ているだけでとても痛々しいです。
僕の祖母も生前ひどい外反母趾に悩まされていました。
そんな、悩める方たちにとって少しでもお役に立てれるとうれしいです。
外反母趾の本当の原因について
外反母趾を改善する「5つの方法」
についてお伝えをしていきます!
外反母趾のそもそも原因とは?
外反母趾になる原因は様々なのですが、主には以下のような流れで外反母趾になることが考えられます。
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歩き方が悪くなる
(足の指が使えていない)
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それを補正しようと足の筋肉が頑張る
↓↓↓
筋肉バランスが狂ってくる
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外反母趾になる
↓↓↓
さらに姿勢が悪くなる
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・・・このような「負のループ」が外反母趾になり悪化させている原因なのです。
どこかで、この負のループを止めなければいけません。
しかし、外反母趾になる根本的な原因は足の指がうまく使えていないことが根本的な原因なのです。
逆立ちを想像してみてください
足の指がうまく使えていないというのはどういうことなのか?
逆立ちをするときのことを想像してください。
逆立ちをするときは必ず手の指をうまく使っていますよね?
手の甲だけで逆立ちする人はいません。
5本の指をうまく使わないとバランスが取れないからです。
でも、足の場合は腕よりも足の筋肉が強いためにいつのまにか踵重心になってしまったりしているのです。
足の指を逆立ちのように使うことができれば
筋肉の負担やバランスが変わることが想像できるはずです!
外反母趾になりやすい原因チェックシート
かかとが高い靴を履くことが多い
気が付くと足によくタコができている
靴を脱ぐと親指・小指の付け根が赤くなっている
ブカブカの靴を履くことが多い
土踏まずがなく偏平足気味だ
ペタペタ歩きをしている
(足の指を使って歩いていない)
家族や親戚に外反母趾が多い
上記のどれかひとつでも当てはまっている場合は
外反母趾になりやすい原因を抱えているといえるでしょう!
足の指がうまく使えていない大きな原因はコレ!
足の指が浮き指になってしまっているから
かかとが高い靴を履いたり、ぶかぶかの靴を履くとどうしても足の指を使って歩くことが難しくなります。
足の指が浮くとそのバランスを取るためにかかとに体重(重心)がかかってしまいます。
かかと重心になると小指側に体重がかかるようになりそれが、いずれ外反母趾になってしまうのです。
外反母趾を改善するための「5つの方法」とは?
② 裸足で歩く
③ 竹踏みをする
④ 歩き方を改善する
⑤ 補助具を活用する
以上の5つの方法がおすすめです。
それぞれひとつずつ詳しくみていきましょう!
① 偏平足を改善する
足の指じゃんけん、足の指モノ掴みなど意識的に足の指を大きく力強く動かすトレーニングです。
始めは、本当に思い通りに動かないのでものすごくイライラしてくると思います。
逆に考えるとそれだけ衰えていたということです。
ぜひ、地道なトレーニングを行ってください。
湯船に浸かりながらのグーパー運動も効果的です。
② できるだけ裸足で歩く
外出先ではなかなか難しいかもしれません。
でも、家にいるときはできるだけ裸足で生活をします。
赤ちゃんは産まれたときは偏平足です。
でも、裸足で生活をしてる間に土踏まずが作られていくのです。
③ 竹踏みをする。
意外なところかもしれませんが竹踏みは本当に効果的です!
昭和時代には一家に1個必ず竹踏みがありましたよね。
でも、いつのまにか最近ではあまり見なくなりました。
毎日、歯みがきをしながら料理をしながらなど
ながらでもできるところは魅力的です。
④ 歩き方を改善する
靴を履いてこの動画のような正しい歩き方をするためにはジャストフィットした靴を選ぶことが大前提になってきます。
・つま先は丸みがあり指先までフィットした靴
・足の裏が地面にフィットしていている靴
・踵がしっかりと固定された靴
このような靴を選ぶようにしてください。
⑤ 外反母趾の補助具を活用する。
外反母趾用の補助具を活用して改善する方法です。
サポータータイプのモノは薄手に作られていても靴が履きにくくなったり余計に足の指が使いにくくなる場合もあります。
簡単で清潔で足の指がうまく使えるようになるための補助具をおすすめします。
ですので、シールタイプのものは特におすすめです。
まとめ
外反母趾の原因や改善方法についてお伝えをしてきました。
いかがだったでしょうか?
外反母趾の根本原因は「足の指がうまく使えていないこと」です!
外反母趾はどうすれば楽にするのか?
を考えてしまうと対処療法ばかりになってしまいます。
ですので、
どうすれば足の指をうまく使えるようになるのか?
ぜひ、この視点を持って外反母趾の改善に取り組んでほしいです。