【大暴露】整骨院での保険適用される基準はあるのか?「あなたは保険適用外!」

腰が痛い。
肩がだるい。
疲れが溜まっている。

 

「そうだ、整骨院に行こう!」

整骨院の看板などに「各種健康保険適用」と言う文字が。


でも、どんな症状でも保険が適用される
わけではないことを知っていましたか?

じゃあ、健康保険が使えるのはどんな場合なのか?

元、整骨院の保険に関する事務をしていた僕が
本当の真実をここで大暴露していきたいと思います。

整骨院の保険適用に明確な基準はあるのか?

 

ズバリっ!

整骨院の場合は健康保険が適用されるかどうかの
おおまかな基準はあるけど「明確な基準はない」のです!

それは整骨院の柔道整復師(国家資格)は
医師とは違い「診断権」がないからなのです。

じゃあ、自分は整骨院で保険が適用されるのかどうか?
どのように判断すれば良いのか?をお伝えしていきます。

厚生労働省が公示している基準とは以下です。

 

まず、厚生労働省が柔道整復師の療養費について
正式に通達されている文書を見ていきましょう!

柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて
【柔道整復師の施術を受けられる方へ 保険を使えるのはどんなとき】  ■整骨院や接骨院で骨折、脱臼、打撲及び捻挫(いわゆる肉ばなれを含む。)の施術を受けた場合に保険の対象になります。■骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要です。単なる肩こり、筋肉疲労などに対する施術は保険の対象になりません。このような症状で施術を受けた場合は、全額自己負担になります。

・・・このように記載されています。

やすおくん

ん~、これだけじゃ、ちとわかりにくいよね。

 

さらに、大阪市が公示している基準を見て見ましょう。

 

そして次に、僕の地元である大阪市の
柔道整復師(整骨院・接骨院)かかり方について見ていきましょう。

柔道整復師(整骨院・接骨院)のかかり方
■ 医師や柔道整復師に、骨折、脱臼、打撲及び捻挫等(いわゆる肉ばなれを含む。)と診断又は判断され、施術を受けたとき。(骨折及び脱臼については、応急手当をする場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要です。)■ 骨、筋肉、関節のケガや痛みで、その負傷原因がはっきりしているとき。

・・・このように記載されています。

まず、骨折脱臼であれば保険が適用される
というのはなんとなくわかりました。

でも、打撲捻挫というのがあいまいですよね?
そこで捻挫の定義について調べてみました。

捻挫の定義:
関節に力が加わって起こるケガのうち骨折や脱臼を除いたものつまりレントゲンで異常がない関節のケガは捻挫という診断になります。

※引用:日本整形外科学会のホームページ

レントゲンで異常がない関節のケガは全て捻挫。
医師はこのような診断を下しているということです。

やすおくん

捻挫の定義は本当に広いんだね。

 

自分が捻挫なのかどうかは何で判断すれば良いのか?

例えば、
自分は「ただの歩き疲れ」だと思っていた。

でも、レントゲンを撮ったら骨にひびが入っていた。
もしくは自分でも気付かないうちに捻挫していた。

・・・いろんなケースが想定されますよね。

だから、自分の勝手な判断だけで
「使い痛み」「肩こり」
などというのは実際にはわからないはずなのです。

やはり、専門家(医師なら診断、整骨院には判断
に診てもらうことが賢明なのではないでしょうか?

やすおくん

素人の勝手な判断は危険だよね!

 

そもそも柔道整復師(整骨院)には診断権がない

 

改めて、大阪市が公示している文書を見て見ましょう!

■ 医師や柔道整復師に、骨折、脱臼、打撲及び捻挫等
(いわゆる肉ばなれを含む。)と診断又は判断された場合となっています。

医師には「診断権」という権利があります。
柔道整復師には「診断権」という権利がありません。

仮に、痛くも何ともない状態で整形外科に行ったとします。
それでも、診断権があるので「軽い捻挫だね」などと診断することができます。

しかし、整骨院(柔整師)の場合は診断権がそもそもありません。
でも、「判断」しなければいけないというあいまいな状況なのです。

そこで、柔道整復師は診断権がないために
やむを得ず「腰部捻挫」や「頸部挫傷」などでレセプトを提出せざる得ないのです。

それを「違う病名に勝手にねつ造された」などと言われている原因のひとつです。

やすおくん

柔整師に診断権を渡すと
医師の利権に大きく絡みそうだね!
柔整師のつらいところだね。

 

整骨院にかかるときの注意点

保険が適用されるかどうかはその整骨院の柔整師の判断によります。
だからこそ、その柔整師にしっかりとした情報を伝えなければいけません。

 

・いつ頃から痛んでいるのか?
・特に痛みが気になったのはいつ頃から
・どのような動作をすると痛みやだるさが強くなるのか?

 

まずはこれらの情報をきっちりと柔整師に伝えてください。
あとは、その柔整師からの質問などに正直に答えてください。

問診や触診などをしっかりと受けて、そして
そこの柔整師が保険適用かどうかを判断してくれます。

やすおくん

一番言ってはいけないことは
「保険使って、揉んでください。」だよ
それは柔整師をバカにしているのと同じだからね!

 

まとめ

整骨院に行って保険が適用されるかどうか?

整骨院の柔道整復師によってそれぞれ判断基準が異なる

・・・というのが結論になってしまいます。

患者側が肩こりです。
と言った時点で肩こりだと決めつける柔整師もいます。

でも、患者側が肩こりです。と言って、
痛みが起こった状況や痛みが起こっている原因などを
くわしく一緒に探って判断してくれる柔整師もいます。

あなたなら、どちらの整骨院に行きたいでしょうか?

・・・いろんな整骨院に足を運んでみるしかないですね。

選択肢として保険適用には関係がない
カラダファクトリー
のような整体院にいくのも良いと思います。

こちらも参考にしてください。
>>整骨院と接骨院は何が違うのか?また、整体院と鍼灸院ともどう違うのか?

 

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