40代ミニマリストがお金をかけなければいけない「モノやこと」


「モノを持たない」この思考が人生をシンプルに、そして豊かに変えてきました。

 

私は45歳でミニマリストの道を歩み始め、今ではそれが私の生き方となって早くも2年が経過しました。そして、私がここで皆さんに伝えたいことは、ミニマリズムがもたらす豊かさとは「物量」ではなく「質」にこそある、ということです。そして、ミニマリズムは「目的」ではなくあくまでも「手段」にすぎないということです。

 

ミニマリズムと40代になってからどのように向き合ってきたのか?

 

私が30代に比べて40代になると愛着があるモノやことが増えてきたのも事実です。老後の不安や年金に心配などなど。

そんな心配事や不安な気持ちが増えれば増えるほど「モノが増えていく」という行動に結びついていました。安心感を得るためにモノを増やしていたのが、なぜかモノ増えれば増えるほど不安な気持ちが増大していたのです。

家族からのプレゼントや友人との思い出、仕事での成功など、多くのモノが私の人生の一部となりました。だからこそ、ミニマリストになるという決断は、それほど簡単なものではありませんでした。

そんな負のスパイラルから脱却したい!と思い少しずつモノを減らし始めたのです。

 

少ないモノの中で何にお金をかけるのか?

 

物を減らすことで、本当に大切なものや自分にとって必要なものが少しずつ明確になってきます。そしてそれは、物だけでなく、時間やエネルギー、そしてお金にも同じことが言えます。そうなると、自然に私がお金をかけるようになったのは、本当に価値ある「モノやこと」だけになってくるのです。

 

私たちは、人生これまで、モノが得られることで幸せになれる!という思い込みを刷り込まれてきています。

 

これを手に入れたら幸せだ!あれを手に入れたら他人から羨ましがられる・・・など。企業のマーケティングの術中にはまってきていることを受け入れなければいけません。

とにかく、モノを減らすという行動は、選択と断捨離の繰り返しです。まずは、自分が本当に必要と感じるものは何か、それを見つけることから始めてみてください。そして、それ以外のものは手放すことで、より大切なものに時間やお金をかける余裕が生まれます。マーケティングや自分自身のエゴといかに向き合えるのか?が重要なカギになります。

 

ミニマリストになるということは、自分自身と向き合い、自分自身を見つめ直す旅でもあります。そして、その旅の結果として得られる豊かさは、モノを持たないからこそ得られるものだと私は確信しています。

「足るを知る」という言葉がありますが、その本当の意味はアタマではわかっていても、実際にモノを減らしてみないと実感することはできないと筆者は考えています。

 

40代ミニマリストの私がお金をかけている具体的な「モノやこと」

 

少ないモノの暮らしが定着しました。今では私がお金をかけるのは、本当に価値を感じる「モノやこと」だけです。それらを具体的に解説していきます。

 

寝具へのこだわり人生の3分の1は寝具の上で過ごすと言われていますが、快適な睡眠はまず第一優先させるべきものだと感じております。ですので、素材感や寝心地にこだわったベッドリネン、体にフィットするマットレス、適切な高さの枕…これらは一見すると高価な投資に見えるかもしれませんが、健康と活力を保つための重要な要素です。あとは、ミニマルにするために3つ折りタイプのものを優先的に購入しております。筆者は雲の上のやすらぎプレミアムという寝具を購入しました。寝具を詳しく解説しているブログの情報を参考にして購入を決断しました。参考:マットレスまにあ

 

健康食品と運動へのこだわりお金や時間がいくらあっても、体の健康は無視できません。そのために、できる限りオーガニックの食材や栄養バランスの良い食事、また定期的に通うエクササイズクラスやジム会員費。これらは私がお金を投じる価値があると感じるものです。筆者は3年前から格闘技ジムに通うようになり週4回のクラスに参加させてもらっています(キックボクシング・柔術・グラップリング)
私が通っているジムはこちらです。パラエストラ天満

 

教育とスキルアップへのこだわり読書やオンラインコース、ワークショップへの参加など、自己啓発やスキルアップに投資することも大切です。知識や技能は私たちの心と頭を常に新鮮に保ち、新しい視点やアイデアを引き出します。
お金やモノは最悪の場合、盗まれたり騙されたりします。でも、知識やスキルは誰も盗んだり奪ったりすることはできない最強の資産なのです。なので自己投資にはお金をかけるようにしています。
私は特にコミニュケーション系のスキルにお金をかけています(コーチング・NLPなど)

 

体験と旅行へのこだわり価値ある体験、例えば旅行やコンサート、アート展などもお金をかける価値があります。これらの体験は私たちの心を豊かにし、新たな視点や学びをもたらします。私は劇団四季の大ファンでも四季の会にも入会しております。あとはお笑いライブや落語などもよく観にいきます。トークスキルやエネルギーはライブで体験するに限りますね!

 

これらの「モノやこと」への投資は、一見すると贅沢に見えるかもしれません。しかし、これらは全て私の身体、心、そして精神の健康と成長をサポートするためのものです。ミニマリストとして、私は自分の生活に最も価値をもたらす投資を選びます。そして、これが私が追求する質の高い生活なのです。

 

まとめ

ミニマリストへの道は一日にしてならずです。

 

冒頭にも申しましたが、ミニマリストになることは「目的」ではなく「手段」にすぎません。自分が本当は何に価値を見出しているかを認識することから始まります。

それはもちろん仮説でいいので、価値を感じているものを明確にしたら、それ以外のものを手放す作業をスタートさせてください。そして、実際にモノが少なくなってくる、生活そのものが見直されてきます。どのように時間を過ごすか、どのようにお金を使うか、どのような体験を追求するか…これらは全て新しい価値観に基づいて再構築されてくるのです

 

そこで、再構築されたミニマリスト生活は、一度設定すれば完了するものではありません。日々の生活の中で自分の価値観や優先順位が変わるかもしれません。その都度、自分自身と向き合い、見直し、調整することが大切なのです。

別に一生ミニマリストで生きていく必要もありません。でも、一度ミニマリストを体験してみるだけでもありですよね?

 

少なからず、僕自身はモノが多い生活には戻るつもりはありません。

 

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