いま住んでいる部屋を退去して引っ越しをするときに、
敷金からいくら引かれるのか!
・・・不安で夜も眠れませんよね?
管理人は過去、1Kの間取りの部屋を3回引っ越しています。
それぞれで、退去費用がいくら掛かったのか?
また、退去費用を安く抑えるコツについて語っていきます。
目次
そもそも、退去費用とは?
これまで、毎月毎月家賃を払ってきたことと思います。
なのに、なぜ退去するときにお金を払わなければいけないの?
・・・こんな風に考える人もいるかもしれません。
原状回復に掛かる費用として必ず必要な費用。
(クリーニング代・鍵交換代:平均25,000~30,000円)
これは、本来は敷金から差し引かれるものなのです。
クリーニング代・鍵交換代を引いて残りのお金が返金される。
・・・このような期待を持っていると思いますが
実際には3分の2が一切返金されないという現状があります。
さらに、修繕費などで上乗せとい場合も考えられます。
これらのトラブル回避のために入居時には
各場所の傷の写真を撮ったりして証拠を残しておく必要があります。
ここ数年では借主の立場がかなり強くなってきている!
賃貸マンションやアパートの退去費用については
金銭トラブルが絶えないというのが現状です。
そこで、国土交通省が原状回復ガイドラインをまとめました。
となっているのです。
要するに、通常の生活をしていれば
クリーニング代と鍵交換代以外は請求されない。
・・・貸主からすると痛いかもしれませんが、
借りている方がかなり有利になってきているのです。
これまで、引っ越しを繰り返してきた管理人ですが、
この流れは実際に感じてきているのです!
私がこれまで1Kの間取りで退去費として支払ってきた金額は?
私がこれまでに住んできた賃貸マンションは全て1Kでした。
そこで、退去時に実際にいくら払ってきたのか?
ケースによってバラバラなので、あくまでもご参考になればと思います。
ケース① 大学時代に住んでいた学生マンション
家賃:45,000円
敷金:100,000円
居住年数:4年間
このときは、僕が学生だったということもあり、
むちゃくちゃぼったくられました。
敷金の返金は0円
修繕費が15万円支払いました。
合計25万円です。
壁紙なども全部貼りかえるとかなんだかんだ・・・
そんなものかとわからないまま、親が支払っていました。
ケース② 彼女と半同棲した1Kのマンション
家賃:54,000円
敷金:100,000円
居住年数:3年間
築年数も20年を超える古いマンションでした。
たばこも吸っていましたし、ひとり暮らし用のマンションに
ほぼ2人で暮らしていました。(大家さんに水道代が高いと言われていました)
当時はたばこも吸っていましたが、
壁紙も経年劣化としてもらいました。
それに、クローゼットの棚板も外に出してボロボロになっていましたが
湿気でこうなった!と言い張ったらそれが通りました(笑)
結局、35,000円のクリーニング代だけで
あとに65,000円は返金してもらいました。
ケース③ 新築から10年住んだ1Kのマンション
家賃:64,000円
敷金:100,000円
居住年数:10年間
このとき、始めて新築マンションというものに住みました。
やっぱり、新築は本当に最高です。
すごく気に入っていましたので、気づけば10年間も住んでいました。
たばこも吸っていました。
でも、結局クリーニング代の25,000円と鍵交換代15,000円の4万円
60,000円を返金してもらえました。
ただ、そこのマンションの管理会社とオーナーが別で
そのマンションのオーナーがお金を払ってくれずに
返金してもらえるまで、3ヶ月ほどかかりました。
オーナーは管理会社に不満を持ちまくっていて
それが住人に被害が及んだというケースです。
退去費用を安くおさえるコツと私が気をつけていたこと
同じ退去するにしても、
できれば少しでも敷金が返ってきたらうれしいですよね?
そこで、退去時に僕が気をつけていたことをお伝えします。
修繕費用などがいくら掛かるのか?というのは
当日の立合い検査のときに全て決定するのです!
そこで、署名捺印をして完了します。
要するに、人が相手だということがポイントです。
① 徹底的にそうじをする
退去検査をする人もそうじが行きと届いているのかどうかで
かなり、検査員の印象が変わります。
第一印象がキレイであれば、
細かくチェックしようという気持ちも薄らぐのです。
ですので、特に水回りは汚れているので
そこをそうじすることをおすすめします。
(トイレ・キッチン・洗濯パン)ですね。
② 検査人と会話をする
退去検査をしてくれる人はもちろんその部屋の持ち主ではありません。
誰かに雇われているだけなのです。
だから、その検査人のさじ加減ひとつで数万円は簡単に変わります。
相手も会話をすればするほど、
ちょっとおまけしてあげようかな・・・ともなるのです。
会話の糸口としては・・・
「この部屋も愛着があり、出るのは寂しいです・・・」
から入っていくのがおすすめです!
まとめ
退去費用の相場について体験談をお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
この20年ぐらいの間で敷金に関することが
かなり変化してきたと管理人は感じております。
家主さんがかわいそうなぐらいに
借主が有利になってきているということ。
ほぼ、全てのことが
「経年劣化」という言葉で片付けられてしまうのです。
もしも、これから引っ越しをする。
いくらぐらい、修繕費が掛かるのだろうと心配している人にとっては
余程の事がない限り、法外な修繕費などが請求されることはありません。
借主にとって、良い時代となりました。
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