【0歳から2歳】夫婦喧嘩で子供の成長に影響があるのか?重大な「5つの影響」とは?

 

私の体験談になるのですが、子供がまだ0歳のころに嫁とよくケンカをしていました。その瞬間、部屋の空気は一変して心地よい静寂が一瞬で破られました。

そのとき、まだ言葉を話すこともできない0歳の息子の小さな心に、何が起こっていたのでしょうか?

夫婦喧嘩は子供にとって影響はあるのか?
(特に0歳から2歳など言葉がわからない時期)

特に0歳の子供というのは感受性が強く、周囲の環境に敏感だとも言われています。そのあたりを詳しく解説していきます。

 

夫婦喧嘩が0歳から2歳の子供に及ぼす5つの影響とは?

 

結論から申し上げますと、夫婦喧嘩は0歳から2歳の子供の心理に大きな影響を及ぼします。

なぜなら、0歳の子供は、言葉が未発達であるため、感情を言葉で表現することができません。

周囲の雰囲気や親の感情に敏感に反応します。具体的には、夫婦の口論や険悪な雰囲気を感じ取り、不安やストレスを感じることがあります。これは、子供の将来の心理的発達に悪影響を及ぼす可能性があり以下の5つの影響があるとされています。

 

①自己肯定感の低下
②コミュニケーションの障害
③PTSD(心的外傷後ストレス障害)
④脳の発達への影響
⑤アダルトチルドレンの原因

以上のような悪影響があると言われています。

夫婦喧嘩が多くなると、子供が自分自身を否定的に見るようになるといわれいます。自分が悪いから喧嘩をしているとなるのです。そこから、人とのコミュニケーションを取るのが徐々に困難になりがちです。

さらに、激しい夫婦喧嘩が頻繁に行われると、子供がPTSDを発症する可能性があるとも言われています。これは、トラウマ後に発生する精神的な疾患で、不安や恐怖、悲しみなどの感情が強くなり、日常生活に影響を及ぼしていくのです。日常的に繰り返される夫婦喧嘩によって、子供の脳を傷つける可能性もあります。

これは、記憶力や学習に影響を及ぼすとも言われているので本当に恐ろしいですよね。

結果的に、愛情が少ない家庭環境で育った子供が、成人しても精神的な問題を抱えることが多いので本当に奥が深い問題なのです。

 

夫婦喧嘩を具体的に少なくする方法とは?

 

これらのことから、夫婦喧嘩を0にすることは難しかったとしても、0に使づける取り組みは行っていかなければいけません。

 

①夫婦喧嘩と子供へのフォローのルールを決める
②離婚の決断

①夫婦喧嘩と子供へのフォローにルールを設ける

 

喧嘩のルールというよりは、仲直りのルールをしっかりと決めておくことが大切です。夫婦喧嘩自体は避けられないとしても、その後の仲直りの様子を子供に見せることは決めておきましょう。

そして、夫婦喧嘩の後に子供に対する八つ当たりは絶対にしないとルールを決めるべきです。あとは、夫婦喧嘩の後、子供とのスキンシップを増やすことをルールとして決めておくことで、子供の心の安定つながります。

スキンシップが子供に安心感を与え、親子の絆を深めてくれるのです。

子供の前での夫婦喧嘩は、できるだけ避けるべきですが、万が一起こってしまった場合はこれらのフォローが重要です。

結論として、喧嘩の後、子供に対して安心感を提供し、親としての愛情をしっかりと示すことが大切です。

なぜなら、0歳の子供は安定した愛情が必要であり、それが健やかな成長の基盤となるからです。

具体的には、喧嘩が終わった後、子供を抱きしめて安心させ、親としての愛情を言葉で伝えることが重要です。

 

②離婚の決断

 

離婚が子供に与える影響は、子供の年齢、性別、性格、監護親の適応状態などにより異なります。

特に0歳の子供は、家庭環境の変化に敏感であり、その影響は深刻なものとなります。ですので、苦渋の選択にはなると思いますが、離婚もひとつの選択肢になります。

実際に、未成年の子供がいる夫婦の離婚は、離婚件数の約6割を占めています。

また、親が離婚した未成年の子供の数は19万4129人にも上ります。参考:コクリコ

また、離婚後も、子供の親権は父母の双方が持つべきであるという考え方もあります。

これは、子供が両親から愛情を受ける機会を失わないようにするためです。

離婚により夫婦は他人とはなりますが、子供との法的な親子関係には影響がありません。子供の養育費は、相手の年収によってしっかりと協議していかなければいけません。

 

夫婦喧嘩を減らす3つの方法

 

離婚となってしまうのは本当に親子共にエネルギーを消費してしまうために何としても避けなければいけません。そこで、夫婦喧嘩を減らす方法について解説をしていきます。

 

①会話の改善
②産後クライシスの理解
③夫婦の役割分担を決める

夫婦喧嘩を減らすためには、コミュニケーションが鍵となります

理論上ではお互いの意見を尊重し、感情的にならずに冷静に話し合うことが重要なのです。しかし、それができたら苦労しませんよね💦

ただ、くり返しにはなりますが、感情的な夫婦喧嘩は0歳の子供にとって不安を感じさせる要因となり、その成長に悪影響を及ぼす可能性があるのです。

子供の出産後、夫婦間の関係にはお互いに緊張が生じることが多いです。

この期間をお互いに理解し、互いにサポートし合うことで、夫婦喧嘩を減らすことが可能です。

具体的には子供の前での喧嘩は避け、子供が寝た後に話し合うことで、子供への影響を最小限に抑えることができます。

引用:プレジデントオンライン

 

まとめ

上記のように夫婦喧嘩は、0歳から2歳の子供の心には、見えない傷を残す可能性が高いことがわかっていただけかと思います。

その小さな心に、深い傷を残さないためにも、夫婦間のコミュニケーションを大切にしましょう。そして、子供に安定した環境を提供するために日々の工夫が大切なのです。

 

小さな命が、愛情の溢れる家庭で育つためには、当然ながら。私たち大人の手に完全に委ねられています。

もちろん夫婦喧嘩は、避けられない場面もあるかもしれません。しかし、その影響を最小限に抑えるための対策を講じることが、私たちには求められていることを理解していただけたかなと思います。

その小さな手を握りしめ、その未来を守るために、私たちは一歩を踏み出すべきです。家族で絆を深めていい家庭を築いていってくださいね!

 

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