「におい」をなめたらあかん!
人間は見た目や会話などの印象よりも、本能的ににおいで人を判断しているのです。
簡単にいうと遺伝子レベルで人の好き嫌いをにおいで判別しているのです。
だから、なめたらあかん!のです。
資生堂さんが新たに「ストレス臭」というものがあり、その原因を特定したというニュースがでました。
そんなに大きなニュースにはなっていませんが、僕は人類にとっての大発見だと思っています。
そのストレス臭ってどんな臭いがするのか?
その臭いの対処法はあるのか?などをお伝えしていきます。
資生堂さんが発見した「ストレス臭」ってズバリ!どんな臭い?
ストレスが原因によって発生する皮膚ガスの臭い。
それってどんな臭いなのか?
自分で実験すれば、すぐにわかることですが・・・
喩えられているのはネギやにんにくのにおい。
もっとわかりやすくいうと
「にんにくラーメンの上のネギのにおい」です!
女性はあまりにんにくラーメンを食べないからわかりにくかったですかね。
日常生活の場面でいうと、満員電車のにおい・人が密集した会議室のにおいなど・・・仕事でみなさんストレスを抱えているのですね。
「ストレス臭」は年齢・性別・身体の場所は関係あるの?
画像のストレス臭の実験でも若い女性レポーターが行っています。
実際ににおいを発見した資生堂の実験では新入社員の女性を被験者としてニオイの実験が行われたそうです。
そして、加齢臭の場合では主に耳の後ろあたりからよく出ることが知られています。
しかし、ストレス臭の場合は皮膚からでるガスの臭いということで部位は関係ないようです。
(このテレビの実験では手で実験を行っています)
ストレス臭は・・・
年齢・性別・部位に関係なく発生する!
今後の研究によっては臭いがでやすい部分、でにくい部分なども研究によってわかってくるかもしれませんね。
資生堂さん「加齢臭」に引き続いて「ストレス臭」の大発見!
資生堂の化粧品基盤研究センターは1999年に加齢臭の原因になっている「ノネナール」というニオイ成分を発見しました。
その大発見に引き続いて、ストレス臭の成分ジメチルトリスルフィド(DMTS)とアリルメルカプタン(AM)を主成分とする物質で「STチオジメタン」と名付けた成分を発見しました。
人間がこの「STチオジメタン」のニオイを嗅ぐと疲労や混乱を感じ、緊張や抑鬱の原因にもなるそうです。
だから、混乱したときは自分でさらに緊張してしまうという悪循環に陥るということの説明もつきます。
それにしても、加齢臭の成分が発見されたのは1999年だったんですね。
そんな重要な発見がされて既に20年経過しています。
それなのに、加齢臭をまき散らしている人は増える一方なのはどういうこと(笑)
そういう僕も加齢臭も出ているはずです(^_^;)
自分のニオイってなぜ気づきにくいのか?
自分のニオイが臭いのか臭くないのか?
自分ではわかりにくいとされていますよね!
これは人間が本来持っている「防衛本能」によるものだと言われています。
つまり、日常的に嗅いでいる自分のにおいは危険ではありません。
その危険ではないにおいへの反応を鈍くしてその代りに、それ以外のにおいに対しては敏感になる。急に危険な外部のにおいがしたときに、すぐに対処ができるようにするためにそうなっている防衛本能なのです。人間に備わっている野生の本能のようなものなのです。
だから、仮に日常的に強烈なにおいを自分が発していたとしても、自分の臭いには鈍くして外部の臭いに敏感になるようになっているのです。
とにかく、自分は気付かなくても臭いのケアは徹底的に行わなければいけない!
自分は自分の臭いが気にならないのが当然!と考えなければいけないのです。
自分でできる!簡単ストレス臭を撃退!おすすめストレス解消法
今回ご紹介している「ストレス臭」ですが、資生堂さんは2019年からストレス臭専用のケアグッズも発売していくと発表されています。
でも、ストレス臭が発生してそれを抑えるのではあれば「臭い物にふた」をしているだけ。
根本的な改善にはなっていませんよね!
ストレス臭のにおいを抑えることよりも「ストレスを減らす」ことを考えてみてください!
できる限り毎日湯船に浸かるようにする。
空き時間にでも自分の好きな音楽を少しでも聴くようにする。
職場ではちょっと廊下に出たり外に出たり移動してみる。
週に最低でも1・2回はウォーキングなどの運動を習慣にする。
睡眠時間をできるだけ多くとるように心がける
などなど、これらはよく聞く「ストレス解消法」だと思います。
でも、僕自身の本当におすすめするストレス解消法は「ヒーリング」です。
自分で自分を癒してあげることがなによりも「ストレス解消」につながり「ストレス臭」を防ぐことになるはず!
ストレスをなくすヒーリングのおすすめ本を紹介します!
まとめ
他人が記憶に残るのは、実は見た目よりもにおいなのですね。だから第一印象で、相手に「この人なんか良いにおい」と感じてもらうことさえできれば、感じが良い人という良い印象を抱いてもらうことができるのです。だから、対人関係において「この人自分のことを嫌がってる?」となんとなく気づくのは相手のストレス臭を嗅いでいるからかもしれません。仕事上の関係の場合はそれを隠さなければいけません。
知らず知らずのあいだに嫌いな上司にストレス臭攻撃をくらわしていませんか?