エレベーターに鏡がある理由。中と外でのそれぞれの意味とは?

エレベーターに鏡がついてる。
これって何のために鏡がついているのか?

その理由を調べようと思ったことありますか。

あなたは本当に好奇心が旺盛ですよね!

日常の何気ないもの全てに
理由があると言っても過言ではありませんよね?

もちろんエレベーターの中の鏡。
エレベーターの扉が鏡仕様になっている理由についてお伝えをしていきます。

エレベーターに鏡がある理由とは?

 

エレベーターの中の鏡の理由は・・・
⇒ 車いすの人への配慮。
エレベーターの外の鏡の理由は・・・
⇒ 待ち時間を感じさせないため。

というそれぞれの理由があります。

 

エレベーターの中の鏡は車いすの方のため

エレベーターの奥の壁いっぱいが鏡になっていたり
写真のような上部に鏡がついていることが多いです。

この鏡は車いすでエレベーターを利用する方たちのため。
車いすは前進してエレベーターに乗ります。

その後、エレベーター内で向きを
回転することができれば良いのですが、狭くて不可能です。

ですので、行き先階に着いて出るときには
車いすはバックで出なければいけないのです。

そこで、後方に人がいるかどうかを確認するために
鏡が付いているということなのです。

 

エレベーターで車いす用のボタンと通常ボタンの違いとは?

エレベーターを呼び出すときに、上部には通常ボタン
下部には車いすの方専用の呼び出しボタンがあります。

このボタン違いは何か?

それは扉が閉まり出す時間が違うのです。
当然、車いすの方乗り降りするのに健常者より時間が掛かります。

ですので、自動で扉が閉まるまでの時間が長いのです。
これ意外に知らない人が多いのです。

車いす用のボタンのほうが、押しやすいという理由で
そっちのボタンを押す人がとても多いのです。

管理人の住んでいるマンションは
エレベーターが1基しかありません。

だから前に乗った人が車いす用のボタンを押すと
なかなか扉が閉まらずにイライラするんですよね~

やすおくん

この、ボタンの違いをちゃんと理解して
健常者の人は通常のボタン押すこと。
これが本当のカッコよいマナーだよね。

 

エレベーターの「外の鏡」は待ち時間を感じさせないためにあった!

エレベーターの近くに鏡があったり、
写真のようにエレベーターの扉自体が鏡張りになっていることが多いです。

これにもちゃんと理由があります。
それは「待ち時間を感じさせないため」です。

このことはきっかけがあると言われています。

アメリカの高層オフィスビルのエレベーターのお話です。
築年数も古くエレベーターも旧式のものでした。

ですので、エレベーターの待ち時間がとても長くてビルの管理会社への苦情が絶えなかったそうです。

そこで、その管理会社が考えたのが
「鏡を設置する」というアイデアだったのです。

すると、エレベーターを待っているあいだに
髪型を整えたり、身だしなみを整えたりすつことで
待ち時間を感じさせないようにしようと試みました。

・・・結果は大成功でした。

以降、管理会社への苦情がなくなったそうです。

それ以来、鏡が主流になったと言われています。

やすおくん

人間はやっぱり自分が一番大好き。
自分の身なりをチェックしていると
待ち時間も感じなくなるんだね!

 

まとめ

以上、エレベーターにある鏡が付いている理由でした。
いかがだったでしょうか?

この理由を初めて聞いてた人でも
かなり納得したのではないでしょうか?

世の中、どんどん便利になってきています。
不便なことを誰かが解消してカタチにしてくれています。

普段、何気に使っているものでも
誰かのやさしさがカタチになったものかもしれませんね!

便利なものの見方がちょっと変わった気がします。

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