同じ薬を飲み続けると効果が薄くなる「2つの理由」とは?

この記事を読んでいるということは
自分は同じ薬を飲んでいるけど効果が薄くなってきたぞ。

・・・こんな不安を持っているのかもしれません。

こちらの記事では
同じ薬を飲み続けるとなぜ効果が薄くなるのか?
についてお伝えをしていきます。

同じ薬を飲み続けると効果が薄くなる「2つの理由」

 

薬の効き目が薄くなる理由は2つあります。

① 「薬剤耐性」がつくから
② 細菌のほうが強くなるから

以上の2つの理由があるからと言われています。

僕自身も「薬剤耐性」に悩まされているひとりです。

僕はアラフォー男性なのですが、
何十年もの間「偏頭痛」に悩まされております。

突然襲ってくる頭痛。
だから、頭痛薬を肌身離さずに常に持ち歩いています。

始めのころはバファリンをずっと飲んでいました。
でも、徐々に薬の効果が薄くなってきました。

次に「ロキソニン」に変えてみました。
第一種医薬品なので、キツイ薬だと思います。

でも、これも服用していると徐々に
効くときと効かないときが出てきたんですね。

いったい、どういうことなのだろうということで
今回のことを自分なりに調べてみました。

やすおくん

つづけて飲むときもあるからね!

 

① 「薬剤耐性」がつくから
② 細菌のほうが強くなるから

 

以上のことについて詳しくお伝えしていきます。

 

①「薬剤耐性」がつくから

 

薬剤耐性という言葉、聞き慣れない言葉と思います。
政府広報オンラインでは以下のように記載されています。

薬剤耐性:AMR (Antimicrobial resistance)とは?
特定の種類の抗菌薬が効きにくくなる、または効かなくなることを、「薬剤耐性」と言います。本稿では、耐性を得た細菌を「耐性菌」としています。なお、薬剤耐性は、細菌だけではなく、ウイルスや寄生虫(原虫)でも確認されますが、本稿では細菌に限定して記載しています。

引用:政府広報オンラインより

簡単に言うと「体が薬に慣れる」ということらしいです。

例えば、睡眠薬では大脳皮質に
働きかけて眠気をもようすようになっています。

それが、同じ薬を常用している内に
睡眠薬を飲んでいる状態が「正常」になってくるそうです。

だから、睡眠薬は効果が薄くなるのも早いそうです。

また、同じように頭痛薬のような鎮痛剤も
痛みを和らげる効果に体が慣れてしまうようです。

僕自身の事例のように結局は
より強い薬を求めるようになってしまいます。

やすおくん

一度、お医者さんに相談してみよう

 

② 細菌のほうが強くなるから

 

もうひとつの理由としては、
病気の原因である細菌が同じ薬を飲むことで
細菌自体が強くなってしまうことがあるようです。

例えば、細菌を殺したり増殖するのを防ぐ「抗生物質」
「抗生物質」に叩かれている細菌は徐々に強く丈夫になってくるそうです。

これは、政府広報オンラインでも警告されていることです。


細菌が強くなればなるほど、

・重症化するリスクが高まる
・流行のリスクが高まる

ということで呼びかけを行っています。

これらの拡大を防ぐための方法としては、

抗菌薬は医師や薬剤師の指示をしっかりと守ること。

・勝手に途中で服用を辞めてしまう。
・勝手に服用量や回数を変更しない!

もしも変えたい場合は必ず医師に相談する。

 

まとめ

薬ってできることなら、あまり飲みたくありませんよね。

やはり、薬で一番怖いのは「副作用」だと思います。
だから、素人の勝手な判断で強い薬に変えたり
飲む量や回数を勝手に増やしたりすることだけはやめてください。

医師や薬剤師に必ず相談するようにしてくださいね!

やすおくん

自分では治ったと思っても
薬は最後まで飲みきるということだね。

 

追伸:同じ薬なのに薬局によって値段が違う理由

 

同じ薬を何年も飲み続けている人はわかるかもしれません。

同じ薬なのにも関わらず、薬局によって値段が違うのです。
じゃあ、これはどこで値段の違いが出ているのか?

それは「調剤明細書」を見比べてみるとわかります。
この「お薬代」は以下の4つで構成されています。

① 調剤技術料
② 薬学管理料
③ 薬剤料
④ 特定保健医療材料料

ただ、僕たち素人が見ても正直よくわかりません。

ひとつだけ、言えることは
大手グループの調剤薬局は在庫管理のコスト事務手数料
下げることができるため①調剤技術料が安いとのことです。

処方してもらった薬はどこの薬局で購入しても
値段は同じではなくて、大手グループは比較すると安いと言えそうです。

やすおくん

どこの薬局でも同じだと思ってたよ。
年間で考えると大きな金額になるよね。

 

 

358ドットネットをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む