結成16年以上の漫才師たちによる賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~2024」で2代目王者に輝いたガクテンソク。
東京進出を果たし、さらに優勝もしたので一気に売れるはずなのですが・・・
イマイチ露出が少なかったり、「なぜ売れないのだろう?」と多くの方が疑問に思っているようです。
実際に奥田さんはインタビューで主な移動手段である「電車」でも「全く気づかれない」よく『盗撮された』とか言ってるじゃないですか。言ってみたいですね…」と本音を漏らしておられました。
こちらの記事では、実力がめちゃくちゃあるのに、なぜか売れないガクテンソクのその理由を解説していきます。
ガクテンソクが「THE SECOND」で優勝しても売れない「5つの理由」
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ここからはガクテンソクがなぜ売れないのか?
その「5つの理由」について
解説していきます。個人的な見解も多く含まれている内容なので賛否両論ある内容となっております。※予めご了承ください。
①ハングリー精神が弱い
まず、ガクテンソクの二人は二人ともハングリー精神が弱いと言われています。
ガクテンソクは漫才のスキルはとてもうまいが、安定志向の傾向があると言われています。
これまでにも、彼らが新しい趣向のネタや企画などに挑戦する姿勢を見せないというようにも言われています。
漫才のネタのことでいっても、幅が狭いなどとお笑い評論家からいわれています。これも安定志向からくる部分なのかなと推測されます。
そういったことも踏まえてハングリー精神がないといわれる理由なのです。
②吉本興業からの「後押し」がイマイチだった
お笑いの実力が正直全然なくても、吉本からの強いプロデュースで売れる芸人も多くいます。
吉本はかなり昭和体質というか、上下関係がかなり厳しくその影響が強いと言われています。
ガクテンソクは一定の先輩芸人や社員からは好かれているようですが、あまりゴマをするタイプではないのでそのへんが影響していると考えられます。
ガクテンソクの奥田さんとよじょうさんのお二人ともいじられキャラでもなく、なんとなくハマらないのかもしれません。
東京に進出したことで、付き合う芸人さんや付き合っていく吉本興業の社員さんも変わるのでここで一気に売れてほしいものです。
③自分たちプロデュースが甘い
ガクテンソクは自分たちのブランドを構築するための戦略を再度考える必要があると言われています。Youtubeチャンネルもチャンネル登録者2.2万人(2024年6月)と伸び悩んでいます。
公式のチャンネルではネタ披露とトークばかりで企画力や自分たちをもっと表現する企画が乏しい印象があります。今後は自己PRやSNSでの発信、ファンとのコミュニケーションなどが重要になってくるのは間違いないでしょう。
いままでのネタの印象とは大きくかけ離れた発信もしていかれることを楽しみにしております。
④優勝したタイミングが単純に悪かった
ガクテンソクは金属バットとの戦いでネタ変更を余儀なくされました。1回戦で291点の高得点を叩き出した金属バットに対抗するため、彼らは「国分寺ネタ」を選択しました。
そこで、ネタ時間が6分と長く、ごまかしがきかない状況で、漫才の上手さが直接的に評価され優勝となったといわれています。
しかしその反面・・・
ガクテンソクが優勝したタイミングが、他の強豪芸人が不在だったとけっこう言われているようなのです。そんなこと言っても・・・という感じですが、業界のウワサは怖いですね。
⑤平場が弱い印象がある
ガクテンソクの漫才の実力は超1流であることは誰もが認めることです。そんななかでも、キャラの部分が弱いと言われています。
例えば、「麒麟の田村=ホームレス中学生」とか「パンサー尾形=不器用で勢いだけ」のようなプロフィールや自己紹介を工夫し、視聴者に印象を残すことが大切です。
なにかしらのキャラさえつけば、漫才の実力だけではなく、トーク力もあるので一気に仕事の幅も広がっていくことは間違いないです。キャラが固まってくれば、吉本のマネージャーなども売り込みやすくなるので、露出も一気に増えてくるはずです。
学天即(ガクテンソク)が大阪時代に売れなかった理由とは?
学天即は2011年から2014年頃にTHE MANZAIなどで決勝進出していましたが、この時期はお笑いの大舞台であるレッドカーペットやM-1グランプリが開催されていませんでした。これらの番組で活躍できれば一気に売れやすいのは間違いないです。
また、お笑い氷河期とも呼ばれるこの期間に、売れるタイミングを逃してしまった可能性があるともいわれています。
それ以外に考えれることとしては、ガクテンソクは緊張しやすいため、本番に弱いとも言われています。アメトーークに出演した際には手が震えている様子が視聴者に伝わり、緊張していることが明らかでしたね。
そういう意味で実力はあるので、本番に緊張してしまったり、また世の中のタイミングとなぜか噛み合なかったということで大阪時代はかなり苦労されていました。
ショーレースで優勝しても売れない芸人の共通点は?
たとえショーレースで優勝をしても、その後売れない芸人さんも多くなってきました。その理由としては・・・
・冠番組をもてなかった
・地方番組止まりで全国区でれない
・視聴者への印象のインパクト
上記のような理由からたとえ優勝をしてもその後失速してしまう理由が考えれます。
まとめ
以上ガクテンソクがショーレースで優勝してもイマイチ売れない理由について考えてきました。
②吉本からの後押しがイマイチ
③自分プロデュースが弱い
④優勝タイミングが悪い
⑤平場が弱い印象
筆者は大阪時代からのファンで特に「世界にひとつだけの花」のネタはマジで大好きでした。あのお経みたいになるやつはマジで会場が揺れるほど受けてますからね。
東京進出とザセカンドの優勝は本当にうれしかったですし、これからの活躍にも期待しているので、ぜひ頑張ってもらいたいです。