松竹梅の意味と3段階のグレード・ランクを表現するいろいろな良い替えができる言葉について
松竹梅は3段階のランクを表す言葉として使われています。
「松>竹>梅」ですよね!
でも、なぜ松が上で梅が下なのか?
・・・疑問に思ったことはありませんか。
ということで、松竹梅の本当の意味について調べてみました。
併せて、3段階のグレードやランクを表す言葉についても調べてみました。
「松・竹・梅」の本当の意味とは?
もともと、松竹梅の「松・竹・梅」はおめでたいものの代表として扱われてきました。
その理由は本来、植物は冬に弱いものですが「松・竹・梅」はいずれも冬に強く、生命力に溢れているからです。
松竹梅は「歳寒の三友(さいかんのさんゆう)」
松竹梅が一枚に描かれているものを「三友図」と言います。
「松>竹>梅」の順番の理由とは?
「松>竹>梅」の優劣はなぜこの順番になったのか?
管理人の個人的な趣味でいくと、梅は花が咲きとてもきれいで文字通り華やかです。
それに、竹はタケノコも採れるしおいしいですよね。
それに比べて、松は地味なイメージで強みが無い気がします。
でも、順番は「松>竹>梅」の順序です。
その理由については諸説ありますが、
・松は厳寒のなかで最も強くて葉の色を変えずに生きることができるから。
・ただ単に語呂が良いから
などと言われてはいるようです。
実際には優劣がないのが本当?
管理人も納得した理論がこれです。
本来、松竹梅はそれぞれが優れたもので平等なのです。
「松」は・・・
冬でも枯れない常緑樹で神聖な木。
枯れない特徴から「長寿」の象徴としてお正月飾りにも使用されています。
「竹」は・・・
竹も冬でも枯れない樹です。竹は太くてとても丈夫という特徴から、
「生命力」「健康」「成長」の象徴としてお正月には門松として置かれます。
「梅」は・・・
梅も冬の寒さにも負けない樹です。
それに春が近づくと真っ先にきれいな花を咲かせます。
だから梅は「繁栄」を意味して鏡餅の飾りなどに使用されます。
日本人は農耕民族なので優劣を付けることが大嫌いです。
だから、料理屋さんなどで「特上>上>並」とランク付けすると生々しい。
ということで、平等な「松竹梅」を当てはめただけ。
この説が有力だと言われていますし、僕も腑に落ちました。
三段階のグレードランクを表す言葉(漢字編)
日本人は何でも3つに分けることが好きですよね?
「3種の神器」から始まり、「3つの法則」などが多いです。
脳の構造上「3つ」が一番覚えやすいとも言われています。
松竹梅の他に3つの段階を表す言葉をご紹介いたします。
気に入った言葉があれば、ぜひ活用してほしいと思います!
- 松>竹>梅
- 金>銀>銅
- 黒>紫>緑
- 甲>乙>丙
- 大>中>小
- A>B>C
- L>M>S
- 1>2>3
- 特上>上>並
- のぞみ>ひかり>こだま
- 横綱>大関>関脇
- 大将>中将>少将
- 特急>快速>普通
- 社長>部長>課長
- 無敵>最強>強力
- 将軍>大名>奉行
- 神様>仙人>超人
三段階のグレードランクを表す言葉(カタカナ編)
- ファースト>ビジネス>エコノミー
- ゴールド>シルバー>ブロンズ
- ギガ>メガ>シングル
- ブラック>プラチナ>ゴールド
- ミラクル>ウルトラ>ハイパー
- ヘビー>ミドル>ライト
- プレミアム>ビジネス>スタンダード
- トリプル>ダブル>シングル
- ラスボス>ボス>中ボス
- アドバンス>スタンダード>エントリー
- アドバンス>プロフェッショナル>ベーシック
- バリュー>スタンダード>ライト
- デラックス>バリュー>スタンダード
- スイート>エクゼクティブ>スタンダード
まとめ
ここまで「松竹梅」の意味。
3つのランクを表す言葉についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
松竹梅は本来、どれもがそれぞれが優れていて、優劣をつけるものではない。
これは日本人らしいすばらしい思想だと思いました。
まさに「世界にひとつだけの花」ですよね!
本当は「梅」を頼みたくても、つい「竹」を頼んでしまう。ド平均的な思想をもっている管理人です(笑)
みなさんはいかがですか?
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