お正月飾りの自宅での処分方法と再利用について「何日から何日まで飾れば良いの?」 

昔はお正月となると、みんな車にみかんをつけて走っていましたよね?
でも、最近ではめっきりそれも見なくなりました。

お店も元旦からほとんど開いていて、お正月感がなくなってきています。

お正月のお飾りも飾る家庭がめっきりと減ってきて寂しい感じがあります。

最近では100円均一でも良いお正月飾りがたくさん出てきました。
100均のものでも飾ってみてはいかがでしょうか?

お正月飾りは

「いつからいつまで飾るの?」
「再利用してもOKなの?」
「処分する方法は?」

これらについてお伝えをしていきます。

お正月飾りは何日ごろに飾って何日ごろに外せば良いのか?

お正月飾りを飾る日にちはもちろんお正月前です。

12月29日⇒「苦が待つ」(9がつく末日のため)
12月31日⇒「一夜飾り」(お葬式に通ずるため)
>>お葬式のマナーもいろいろありますね!

 

これらの日は正月飾りを飾ったり、大掃除をするのは避けた方が良いといわれています。

 

12月27日・12月28日・12月30日
これらの日に飾ることをおすすめします!

まず、家の前の道路をそうじします。
年末なので側溝のゴミを取ったり、水で流していきます。

そこから、玄関までを水圧洗浄機などで一気にキレイにしていきます!
(デッキブラシでゴシゴシするとよりキレイになりますよ)

玄関周りの大掃除が終わった締めとしてお飾りを飾ります。

 

 

お正月飾りは何日ごろ外せば良いのか?

一般的に言われているのは・・・

「松の内が過ぎたら外す」

ただし、この松の内の日が各地方によって異なるのです。

 

関東地方 ⇒ 1月7日まで
関西地方 ⇒ 1月15日まで
四国地方 ⇒ 1月8日まで

 

関東と関西の松の内はなぜ違う?
本来、松の内というのは日本全国共通で1月15日までとされていました。しかし、1651年に徳川家光が亡くなり毎月20日が月命日となりました。そこで鏡開きを1月11日に行うように変わり1662年に1月7日をもって飾り納めとするようになったそうです。正確に情報が伝わらなかった関西地方では1月15日そのまま残ったということです。

 

お正月飾りの神社での処分方法は?

1月15日にあらゆる神社で「どんど焼き」というものが行われます。
お正月飾りや新年に書いた書初めを持っていって燃やしてもらいます。

その年に持っていくことができなければ、来年でも良いですし、いつでも良いのです。
神社には「古札納所(お札やお守りを返す場所)」があるので、そこに持っていっても良いのです。

あとはそれぞれの地域の自治体や町内会でも「どんど焼き」のイベントを行っていることが多いようです。
区役所や市役所などに一度問い合わせてみてはいかがでしょうか?

 

やすおくん

書初めを焼くなんて知らなかったよ。字がうまくなると言われてるみたい。

 

お正月飾りを自宅で処分する方法とは?

遠方だったり、いろいろな事情で神社には持っていけない場合は「自宅で処分をする」ことになります。

お正月飾りは神聖なものです。
処分するときはゴミとして処分はしないでください。

「清めてから神様を送り返す」
という気持ちで処分してください。

 

① 塩でお清めをする

お正月飾りを包むための「白い紙」を用意します。
(新聞紙はインクが入っているのでおすすめしません)
紙の上でお塩やお酒でお清めをして紙に包みます。

② ひとつのゴミ袋にいれます。

決して、他のゴミと一緒に入れないようにしてください。
お正月飾りだけをいれた袋をつくります。

③ 最後に袋自体もお清めをします。

最後に袋にお塩やお酒で清めてから一般ごみとして出せば完了です。

 

お正月飾りは再利用してもOKなのか?

お正月の干支の飾りなどは基本的には再利用しています。

だから、お正月飾りも再利用してもOKなのか?という疑問が出てきますよね。

 

お正月飾りは再利用はNGです!

 

お正月は「新年」です。

昨年までの嫌なことうまくいかなかったこと全てをリセットするときです。

だから、使い回しをしてはまた、悪いことをくり返すという意味にもなります。

旧年が何事もうまくいって、その調子を続けていきたい!
ということであれば、再利用も良いかもしれませんね!

本来は「新しくリセットする」が良いのでしょうが、
人の心には「なぞらえる」という便利なはたらきがありますからね!

 

やすおくん

お正月って本当に気持ちがリセットされるよね!一週間で忘れちゃうけどね(笑)

 

 

未使用のお正月飾りなら来年使用してもOK?

自分も買ってきて、旦那さんも買ってきてなどダブって購入することもありますよね!
ひとつは未使用品だから来年も使っても良いかなとなります。

 

そのあたりは気持ち次第です。

 

でも、僕だったら未使用品なら来年飾りますよ。
もったいないですから。

 

まとめ

お正月飾りについてお伝えをしてきました。

こういった風習はなくなりつつあるのは事実です。

でも、「目に見えないものを大切にする心」というのは日本人として忘れてほしくないものですよね!

・・・これからの子供たちにも大切に受け継がれていってほしいです。

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