インフルエンザが流行すると、
学校でも欠席者が徐々に増えていきます。
そこで、気になることはこれです。
「あと何名休むと学級閉鎖になるのか?」
ということだと思います。
学級閉鎖の基準はどうなっているのか?
また、幼稚園や保育園でも学級閉鎖があるのか?
についてお伝えをしていきます。
目次
学級閉鎖の基準は?
全国の学級閉鎖の統一基準はありません。
生徒の欠席でなる場合が多いです。
(インフルエンザの場合は10%~20%)大阪府では15%~20%の欠席。
東京都では10%の欠席など地域によっても基準は異なります。
明確な基準は決めていないんだね。
欠席者の人数だけで学級閉鎖は決定されるわけではありません。
極端な例え話ですが・・・
クラスの生徒数の90%がインフルエンザに感染したとします。
そんな場合は、今後、感染拡大のリスクが相当低くなります。
ですので、生徒が10名以上休んだ場合でも閉鎖の対象にはなりません。
逆に、欠席者の人数が5人程度で少ない場合でも、
入れ替わり立ち替わり感染して欠席している場合は
感染拡大の危険性が高いということで学級閉鎖の対象となるというわけです。
ですので、ケースバイケースというのが結論になってしまいます。
人数で決められているわけではないのです。
また、インフルエンザの
学級閉鎖は期間が3日間ということが多いです。
その理由としては、インフルエンザの潜伏期間が
通常1日か2日、長くても3日間だと言われていることが理由です。
幼稚園や保育園でも学級閉鎖はあるのか?
幼稚園では学級閉鎖はあります。
保育園では学級閉鎖はありません。
保育園 ⇒ 児童福祉施設
保育園は児童福祉施設であり、
学級ではありませんので、学級閉鎖はありません。
閉鎖にならなかった事例もあるよ!
逆に感染を防ぐために
保育園を休ませる親御さんも多いようです。
学級閉鎖が決定するとどうすれば良い?
学級閉鎖は最終的には学校長の判断で決定されます。
学級閉鎖が決定すると、翌日からすぐに決行されます。
「○月○日~○月○日まで学級を閉鎖します」とお知らせが届きます。
昔はプリントが配られていましたが、メーリングリストなどで
送られてくるかと思われます。
過去の例から見ても学級閉鎖の期間が延長されることは
まず、ありません。
学級閉鎖期間が終了すれば学級は通常通りに戻ります。
閉鎖中、子供にはどう過ごさせれば良いのか?
学級閉鎖の目的は「感染拡大の防止」です。
ですので、できる限り人込みなどは避けるべきです。
しかし、塾や習い事もあるでしょうし、
元気な子供たちはなかなかじっとすることは難しいと思います。
共働きなどの事情があるかとは思いますが、
マスクの着用などできる管理は行わなければいけません。
学級閉鎖になると先生も休んでいるの?
学級閉鎖の基準とは少し話がそれますが、
学級が休みということは先生も休みになるのか?
気になる人もいるかもしれません。
結論としては、
生徒が休みになっても先生は休みにはなりません。
学級閉鎖のときでも先生方は出勤されています。
もちろん、授業はありませんが
先生の仕事がなくなるわけではありません。
次の授業のためのいろんな準備がありますし、
休んでいる生徒の状況も把握しなければいけません。
地域の見回りを実施したり、
生徒の家庭1軒1軒に電話を掛けたりする場合もあります。
それに、中学校や高校の場合はひとつのクラスが閉鎖に
なったとしても学級閉鎖になっていないクラスの授業があります。
ただし、「学級閉鎖」ではなく、
学校自体が休校になる「学校閉鎖」というものがあります。
この場合は教育委員会と校長先生の間で協議されて
教員(先生)も休みになる場合もあるようです。
まとめ
学級閉鎖の基準についてお伝えをしてきました。
いかがだったでしょうか?
学校側も家庭としても一番に優先させなければいけないのが
「子供たちの健康について」です。
でも学校にもカリキュラムの事情があります。
家庭にも家庭の事情があります。
お互いに苦労があると理解した上で、
子供たちの感染予防に努めなければいけませんね。
基本的なことですが、
うがい・手洗いの励行・マスクの着用など
自分自身と子供たちに徹底していきましょう!
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