日本人の7~8割の人は耳垢は乾燥しています。
でも、あとの2割の人は耳垢が湿っているそうです。
この湿っている耳垢の人は取りたくても取れなかったり
いろいろなお悩みがあるようです。
耳垢が湿っている人の掃除方法
耳鼻科での耳掃除についてなどお伝えをしていきます。
耳垢が湿っている人の掃除方法
耳垢は耳穴から入口から1.5cmより手前にしかありません。
だから、耳掃除は1.5cmくらいのみにしなければいけません。
図のように。耳の入り口から約3.5cm先には「鼓膜」があります。
そこまで達しないようにだけは絶対に注意しなければいけません。
あくまでも入口の1.5cmくらいのみ。
目安の長さとしては綿棒の頭一つ分の長さです!
耳掃除の目安 | 月に1回~2回で十分 |
耳掃除の方法 (耳垢が湿っている人) |
風呂上りなどに乾いた綿棒で軽くらせんを 3回程度描くように掃除をします。 |
耳掃除の方法 (耳垢が乾いている人) |
綿棒にベビーオイルなどで湿らせてから 3回程度らせんを描くように掃除をします。 |
耳垢が乾いている人は特に耳掃除は必要ないそうです。
自浄作用があるために耳掃除をしなくても
耳垢は外に勝手に排出されていくのです。
でも、耳垢が湿っている人は月に1~2回は耳掃除が必要です。
また、数ヶ月に1回は耳鼻科に行って
耳掃除をしてもらうことをおすすめします。
ちゃんと認められているよ!
耳垢の4つの役割について
人間の身体に関するもので、無駄なものは何ひとつありません。
だから、耳垢でさえも人間にとって必要なものなのです。
耳垢も人間にとって役に立っています!
耳垢は耳の穴のなかの汗腺や皮脂腺から出た分泌物が
ほこりや古くなった皮膚と混ざりあったものが耳垢なのです。
耳垢はこんなことに役に立っています!
以下、耳垢の4つの役割です。
【耳垢の4つの役割】
① 異物や小さな虫などが耳に入らないないようにする
② 湿っている耳垢の場合はトリモチの役割を果たします。
③ 殺菌効果が期待できる
④ 耳の穴の保護
以上が4つの役割です。
それぞれ、詳しく解説をしていきます。
① 異物や小さな虫などが入らないようにする
空気中には常に小さなゴミや虫などが飛び交っております。
それらが耳の穴に侵入して奥に入ってしまったら大変です!
それを防ぐために耳垢が障害物の役割を果たしてくれているのです。
② 湿っている耳垢の場合はトリモチの役割を果たす
耳垢が湿っている人のことを「アメ耳」と言ったりもします。
この「アメ耳」の人は前述したゴミや小さな虫の侵入を防ぐ
上でさらにトリモチの効果を発揮するためとても役に立っているのです。
③ 殺菌効果が期待できる
耳垢の成分のなかにはタンパク質を
分解するための酵素が含まれているのです。
耳垢は酸性なのです。
だから、耳のなかを殺菌や滅菌してくれるのです。
④ 耳の穴を保護してくれる
耳の中の皮膚はとても薄くとてもデリケートです。
そんなデリケートな耳の皮膚を耳垢に
含まれている脂肪分が保護してくれているのです。
耳鼻科で耳垢掃除をしたら痛いのか?【動画あり】
【閲覧注意】病院で行っている耳掃除の動画がありました。
(現在はグロイということで削除されました。)
湿っている耳垢はこのようにこびり付いているので、
耳鼻科でとってもらうことがおすすめですね!
痛みについては掃除をする器具や
耳垢のこびりつき具合によっては「チクッ」とした
痛みがたまに出ることがあるようです。
ただ、基本的には痛みはないと思って大丈夫です!
ちなみに料金は病院にもよりますが
1,000円~1,300円程度です。
まとめ
耳垢が湿っている人は何か原因があるというよりも
体質によるところが大きいようです。
ですから、乾燥している耳垢の人のように自浄作用は期待できません。
よって、月に1~2回の耳掃除と定期的な耳鼻科に行くことをおすすめします。
耳掃除だけで耳鼻科に行っても良いのか?
心配に思う人もいるかもしれませんが、
かなり多数の人が耳掃除だけで耳鼻科に通っているということです。
料金も1,000円~1,300円とお安いと思いますので
迷っているのではあれば、耳鼻科にぜひ行ってみてください!
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音楽好きの人は注意してね!
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