もしも今、千利休さんが生きていたら・・・
千利休さんに「幸せって何ですか?」と質問をすると、
確実に「幸せとはお茶です。」とお答えになられると思います。
実はお茶は本当に奥深いものなのかもしれない。
茶柱が立つと縁起が良いと言われる所以は何なのか?
また、意図的に茶柱を立たせることができるのか?
めちゃくちゃ興味が涌いたので調べてみました。
茶柱が立つと縁起が良いと言われる2つの理由とは?
② 俗っぽく品がない説
これら2つの説があると言われています。
① お茶の茶柱は神聖なもの説
お茶の歴史を遡ると、お茶が日本に入ってきたのは
八世紀の初めごろだとも言われています。
八世紀というと平城京とか平安京とかの時代。
まあ相当古い時代からお茶があったことがわかります。
ただ、その当時のお茶自体が非常に貴重なものだとされていました。
当然のことながら庶民が飲める代物ではなかったようです。
もともとは高貴な貴族の方たちの「薬用品」として飲まれていたそうです。
それが、現代のように「嗜好品」になっていったのは
さらにどんどん時代が進んで「江戸時代」以降のことなのです。
ちなみに千利休は戦国時代の人ですけど。
いつから「茶柱が立つと縁起が良い」と言われていたのでしょうか?
この言い伝えの由来は「古事記(8世紀初め)」にあると言われています。
大黒主の命(だいこくぬしのみこと)が須勢里毘売(すせりひめ)
を妻としました。そして、宮殿を建立するときに石の基礎にしっかり
とした柱を建てました。
この故事から柱を建てるということは・・・
威勢よく、元気が良いことの象徴でめでたいこととされていました。
やがて、柱を立てる行為は神事のひとつとなっております。
今でも、有名な神事は「諏訪大社の御柱祭り(おんばしらまつり)」が最も有名です。
柱を神事の中心とするお祭りは全国各地で今も尚行われています。
そのことから、お茶碗のなかに立った茶柱を神聖な柱に見立てて
縁起が良いとされているのです。
信憑性がありそうだけどね!
② 俗っぽく品がない説
江戸時代、駿河の国でのお話しです。
(現在でいうと静岡県東部)
あるとき、駿河の国のお茶商人が、番茶の山を目の前にして
困り果てていたそうです。
何に困っていたかというと、その番茶を多く作りすぎて
売れ残ってしまったからなのです。
そこで、商人はなんとか
この売れ残った番茶を売りさばけないものなのか?
・・・考えた答えが
「茶柱が立つと縁起が良い」をふれまわることだったのです。
実際に茶柱が立ちやすいお茶は緑茶などよりも
安い番茶のほうが立ちやすいのです。
そこをうまくセールスポイントにしたわけです。
土用の丑の日とかバレンタインなども
マーケティング戦略だからね。
茶柱を意図的に立たせる2つの方法
茶柱を意図的に立たせる方法①
茶柱の片側の切り口を軽くつぶします。
なぜ片側をつぶすのかというと、その理由は
片側だけを早くお茶を染み込まさせるようにするためです。
茶柱の片側が沈むことで高確率で茶柱が立ちます。
茶柱を意図的に立たせる方法②
茶柱が立つお茶葉を使ってお茶を煎れる。
ズバリ、そのような商品があります。
動画でもあるように、そのお茶葉を使用すれば
ほぼ確実に茶柱が立つというものです。
これは楽しいよね。
まとめ
茶柱が立つと縁起が良い理由と
茶柱を意図的に立たせる方法についてお伝えをしてきました。
いかがだったでしょうか?
お茶自体がこんなにも歴史が
深かったのかと知ったのも初めてでした。
この歴史の深さから考えても
茶柱が立つということが縁起がよくて
しかも神秘的に感じるのは僕だけではないはずです。
意図的に茶柱が立つお茶はとても良いなあと思いました。
手相も自分で書いたりすることで
運気が上がるとも言われていますよね!
だから、茶柱も意図的に立たせるのもアリではないでしょうか!
一番重要だからね!
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