ラクダのこぶの中身は水は入っていない!?じゃあ、何が入っているの?

ラクダ知っていますか?

ラクダを知らない人はいないと思います(笑)

でも、ラクダは別名「砂漠の船」とも言われているのは知っていますか?

なぜ、ラクダは砂漠で船のように何日も水を飲まずとも生きて行くことができるのか?

ラクダの象徴でもある「こぶ」に秘密があるようです。

そのラクダのこぶの中身などの秘密について調べましたのでお伝えをしていきます。

 

ラクダのこぶの中身は何が入っているのか?

 

昔はラクダのこぶの中には水が蓄えられているという説もありました。

 

実際にはラクダのこぶの中身は「脂肪」です。

 

この脂肪を分解して水を作っているということでもありません。

 

ラクダのこぶの働きは何か?

 

こぶの働きとしては要するに栄養分の貯蔵庫です。

そして、身体のクーラー的な役割も持っています。

砂漠で受ける直射日光に対して、優れた絶縁体となり外部の熱を遮断している働きがあるのです。

ラクダは人間のようにカラダに皮下脂肪はありません。

だからこそ、こぶに脂肪分を蓄えることでうまく体温を発散し体温調節ができているというわけです。

 

動物学者のシュミット・ニールセン氏によると

 

以前、動物学者のシュミット・ニールセン博士は現代では動物虐待の理由から不可能であるようなラクダの実験を行いました。

暑い夏の砂漠のなかで、八日間もの間、水を与えずに放置するというむごい実験をしました。

すると八日間で体重が100キログラム減少
つまり、全体の22%も減少したということです。

ちなみに人間の場合は体重の5%以上の水を失ったらまず、知覚が乱れてきます。

 

さらに、体重の10%の水分を失ったら精神が錯乱してきます。
そして砂漠で12%以上の水を失えば日射病にかかり死に至ります。

ラクダは22%も失っても大丈夫なのですから、それほど、乾燥に強い動物だということがわかります。

しかも、22%の水分を失ったラクダに水を与えると・・・

驚くことに、一気にたくさんの水を飲んで、約十分後にはそのやせ細った身体が正常の状態に戻るのです。

1分間に一升瓶3本弱の割合で二十分間で約100ℓの水を飲んだという記録もあります。

 

やすおくん

人間なら、どんなに喉が渇いても
一気に1リットルも飲めないよね!

 

なぜ、ラクダは水を飲まなくても平気でいられるのか?

 

ラクダが水を飲まなくても平気でいられるのは、体内の水分を失った場合でも血液の量に変化がないからです。

また、ラクダは汗をかかないために体温調節がうまくできるのです。

だから、水分を失う量も最小限に抑えることができます。

水を飲まなくても平気な条件が揃っているのです。

 

ラクダの体温調節に役立っているのが「厚い体毛」です。

ラクダは分厚い体毛に覆われています。

見た目は暑い砂漠では余計に暑そうですが、これが直射日光から守り、皮膚が火照るのを防いでいるのです。

人間でも、砂漠の遊牧民は暑いマントを羽織っている姿を見たことがあるかと思います。

ラクダの体温は明け方は30度程度。
真夏の日中ともなると40度近くまで上昇すると言われています。

 

まとめ

ここまで、ラクダのこぶの中身についてお伝えをしてきました。

いかがだったでしょうか?

 

管理人は子供の頃にラクダのこぶの中身は「水」が入っていてその水を少しずつ体内に吸収しているのだろうと想像をしていました。

そういうことではなく、人間とはそもそも体の構造が違っているからラクダは水分を摂らなくても砂漠のなかで何日間も生きることができるんですね!

ラクダに乗ってピラミッドを観賞する。・・・管理人の夢でもあります。

 

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