あくび(欠伸)の本当の原因は?コントロールする方法と病気のサインについて

管理人は若かりし頃。
会社の会議で無意識に大あくびをしてしまいました。

そのとき、常務からこっぴどく叱られた苦い思い出があります。

あくびなんて生理現象じゃん!
なんで俺が怒られなきゃいけないんだ。

そんな、あくびですが、

でも、あくびって何のためにするんだろう。
また、あくびをコントロールすることは可能なのか?

気になったので調べてみました。

あくびの原因について

 

あくびとは言い換えると「自然な深呼吸」なのです。
いわば、生理現象なのです。

要するに、脳の酸素が不足してくると
それを自然に補おうとすることがあくびなのです。

脳は人間の身体の器官のなかでも
酸素を大量に必要とする器官なのです。

呼吸によって取り入れられている酸素のうち
20~25%の酸素が脳が必要とする量だと言われています。

だから、酸素が不足してくると強制的に
あくびをすることで、酸素を取り入れようとします。

やすおくん

カラダのなかでも
欲張りな器官なんだね!

 

一時的にあくびで目が覚めるのはなぜか?

・大きく口を開けることでもの咬むときに使われる
「咬筋」が強く引き伸ばされるために顔より上の血流が改善されるため。

・自然に深呼吸ができるので脊髄液や血液の流れが強くなり目が覚める

・吸い込んだ冷たい空気に冷却作用があり目が覚める

・・・これらの理由から目が覚めると言われています。

 

あくびを止める方法

 

あくびは「生理現象」なので、
完全に自分でコントロールすることは不可能です。

でも、未然にある程度防ぐことは可能なのです。
その方法をいくつかご紹介していきます。

やすおくん

TPOを意識してね!
あくびで商談が破談になったりして。

 

① 深呼吸をする

 

深呼吸をして、脳に酸素を意図的に送る方法なのですが
脳を冷やすことでより効果を発揮してくれます。

だから、口から空気を吸い込むのではなく、
鼻から空気を吸い込んだほうが冷却効果が高まると言われています。

ですので、鼻からいっぱい空気を吸って、
口から、細く長く空気を吐ききることをやってみてください。

 

② 頸部(首)のストレッチを行う

 

首回りのストレッチは血流改善の効果が期待できます。
口を意図的に大きく開け閉めすることも非常に効果的です。

ストレッチをするときのコツは
背筋をピンと伸ばしてストレッチすることをおすすめします。
そうすることでストレッチ効果も高まるのです。

 

③ 冷たい飲み物を飲む

 

冷たい飲み物を飲むことで急激に身体を冷やすことができます。
身体を冷やすことはあくびを防止することにもつながるのです。

 

④ 昼寝をする

 

やはり、あくびと密接に関係があるのが「眠気」です。
そこで、最近では主流にはなってきているのですが、
昼寝の効果が見直されています。

15分~20分(それ以上は逆効果)程度の昼寝をすることで
眠気がかなり収まり、頭もスッキリすると言われています。

 

⑤ 目(涙腺)ををこする

 

言葉の表現で「眠い目をこすって」という表現方法があります。
眠くなって目をこするのはなぜなのでしょうか。

これは眼球が乾燥してきたためです。
普段は涙腺から出ている涙が常に眼球を潤しています。

でも、眠くなることで涙腺の機能が低下して
涙が出にくくなるのです。

眠っている間は当然目を閉じているために
涙腺の活動は一気に弱くなっています。

つまり、眠くなると涙腺の機能が低下するために
意図的に目をこすって涙腺を刺激しているということです。

ですので、涙腺を刺激すると
あくびが抑えられることにつながります。

やすおくん

ちなみに涙腺とは
耳よりの上まぶたの上にあるよ!

 

あくびが止まらない人はこんな病気のサインかも?

あくびはただ単に眠いからでるわけではなく
ごくまれにですが、いろいろな病気のサインである可能性もあります。

偏頭痛、自律神経失調症、貧血、睡眠障害、
糖尿病、脳梗塞、低酸素血症、狭心症
などの病気の可能性があります。

どういうことなのか?
お伝えしていきます!

 

・偏頭痛

 

偏頭痛が起きる前には頻繁にあくびがでることが多いです。
脳の血管が拡張することで頭痛が起きているのです。
だから、偏頭痛の前には連続したあくびがでるのです。

 

・自律神経失調症

 

自律神経失調症は交感神経と副交感神経が乱れることで起こります。
あくびの他にはカラダのだるさやめまい、動悸、耳鳴りなど
あらゆる兆候が見られることが多いです。

 

・貧血

 

貧血は体内の鉄分不足や血中のヘモグロビン不足からきます。
ヘモグロビンの量が減ると酸素量が減少するために
あくびが出るのです。

 

・睡眠障害

 

深い睡眠がつづくことで体の疲労が蓄積されていきます。
そこで当然、昼間の脳の活動が低下してあくびがでるのです。

 

・糖尿病

 

糖尿病は血液中のブドウ糖を減少させて脳の働きも低下させてしまいます。
そうなるとあくびも出やすくなるのです。

 

・脳梗塞

 

脳梗塞は脳の血管が詰まることです。
血管が詰まることで脳が酸素欠乏や栄養不足に陥るため
あくびがでると言われています。

 

・低酸素血症

 

低酸素血症とは、動脈中の酸素が不足した状態です。
二酸化炭素が増えることであくびが出るのです。

 

・狭心症

 

発作的な胸の痛みや圧迫感を感じます。
血管が急激に狭くなることで心筋に酸素がうまく
運ばれなくなってしまうのです。
そのため、あくびが出ることがあります。

 

まとめ

ここまで、あくびの原因やなぜ起きるのか?など
についてお伝えをしてきました。

いかがだったでしょうか?

あくびについてはいろいろな研究がされていますが、
まだまだ、解明されていないことがたくさんあるようです。

あくびの伝染についてや感情との関係性についてなど
人間の身体って神秘に包まれていますからね!

でも、眠いときに思いっきりあくびができること。
それが、一番なのかもしれません。

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