【納得!】お札に肖像画を使用する理由となぜその人物が選ばれたのかについて

お札に肖像画が使われる理由とは?
なぜ、その人物が選ばれたのか?

・・・誰しもが一度や二度
こんな疑問を持ったことがあるかと思います。

確かに肖像画じゃなくて「景色」などでも良いのでは?
素朴な疑問を持ったのでそのあたりを詳しく調べてみました!

お札にはなぜ肖像画が使われている理由とは?

 

お札の肖像画になる人はもちろんエライ人たちですよね?

お札に肖像画が使用されるのは、エライ人を称えるため
もあるかもしれませんが、もっと切実な理由があるのです!

それは
「偽造防止(ニセ札)」なのです。

人間の目というのは建物や風景などの
ちょっとした差は見分けにくいのです。

しかし、人間の顔となると違います。

無意識のうちによく観察していて、
ちょっとした変化にもすぐ気が付くようになっているのです。

少し折り目を付けただけでも相当な違和感がありますよね?

肖像画以外の部分に折り目がついていても
こんなにも違和感を感じることはありませんよね。

つまり、もしも偽札を手に取ったときに
肖像画を見ることで「あ、ニセ札だ!」と気づきやすいというわけです。

また、肖像画は模写することも難しいという理由ももあるそうです。

 

お札の肖像画に女性モデルがなぜ少ないのか?

日本銀行券の肖像画のモデルに初めて女性が採用されたのは、
2004年(平成16年)に発行された「樋口一葉(五千円)」が初めてです。

ただ、明治時代に発行された政府紙幣においては
神功皇后(じんぐうこうごう)が使われた事例はあります。

なぜ、お札の肖像画に女性モデルが少ないのか?

その理由も・・・
「偽造防止(ニセ札)」なのです。

お札の肖像画というのは、簡単にコピーできないように
一ミリの間に10本以上の細い線が描かれているのです。

仮にこの方法で女性の肖像画を描くと、
シワだらけのおばあさんのように見えてしまうのです。

しかし、昨今では印刷技術の革新などは相当進んできています。
中国やドイツなどでは女性の肖像画も増えてきています。

日本でも今後は女性の肖像画も増えるのではないかと思われます。

やすおくん

肖像画ではなく裏面だけど
二千円札で紫式部(女性)
も描かれているよね!

 

お札の人物が肖像画に選ばれる理由とは?

お札に肖像画が使用されるのは
「ニセ札の防止」ということはわかりました。

じゃあ、そのお札の肖像画の人物って
どのような理由(基準)で選ばれているのか?

気になる方もいるかもしれません。

国立印刷局が発表しているコメントでは

  • 日本国民が世界に誇れる人物で、教科書に載っているなど、一般によく知られていること。
  • 偽造防止の目的から、なるべく精密な人物像の写真や絵画を入手できる人物であること。

・・・このように公示されています。

実際にはお札の人物が選定されるまでは
長い年月を掛けて選ばれると言われています。

まず、アンケートにて基本のコンセプトが決められます。

そこで今回は「文化人の路線」でいこう!
という大枠のコンセプトが決められます。

やすおくん

世界の紙幣でも
イタリアのガリレオ
フランスのパスカル
オーストリアのシュトラウスなど
文化人が肖像画になっているよね。

そして、肖像画の候補が選出されていきます。
過去、実際に選出されていた人物では・・・

文学界から
・森鴎外・芥川龍之介・正岡子規・与謝野晶子

音楽界から
・滝廉太郎

美術界から
・岡倉天心

スポーツ界から
・嘉納治五郎(講道館創設者)

など候補者が選出されます。

そして、最終選考では
今後グローバルな社会が求められるということもあり
国際性がある人物という基準が加えられていきます。

そこで、諸外国事情を日本に説いた「福沢諭吉」
ロンドン留学の経験をもつ「夏目漱石」
国際交流に功績をもたらした「新渡戸稲造」

などの人物が選定されたと言われています。

やすおくん

今後、この候補者の中から
選ばれる可能性が高いよね!

 

これまでの歴史でお札の肖像画に選ばれた人物

 

日本で初めてお札に肖像画が使用されるようになったのは
1881年(明治14年)に発行された「壱円券」が始めです。
これ以降17名の人物がお札の肖像画として登場されています。

  • 神功皇后(じんぐうこうごう)
  • 板垣退助(いたがきたいすけ)
  • 菅原道真(すがわらのみちざね)
  • 和気清麻呂(わけのきよまろ)
  • 武内宿禰(たけのうちのすくね)
  • 藤原鎌足(ふじわらのかまたり)
  • 聖徳太子(しょうとくたいし)
  • 日本武尊(やまとたけるのみこと)
  • 二宮尊徳(にのみやそんとく)
  • 岩倉具視(いわくらともみ)
  • 高橋是清(たかはしこれきよ)
  • 伊藤博文(いとうひろぶみ)
  • 福沢諭吉(ふくざわゆきち)
  • 新渡戸稲造(にとべいなぞう)
  • 夏目漱石(なつめそうせき)
  • 野口英世(のぐちひでよ)
  • 樋口一葉(ひぐちいちよう)

 


※引用:国立印刷局

やすおくん

聖徳太子は過去7回も肖像画になっているよ!
また、戻るというウワサもあるしね。

 

今後、お札の肖像画になる可能性がある人物

今後のお札の肖像画。
あなたが選ぶ偉人を教えてください。
というアンケートの結果では・・・

・湯川秀樹
・森繁久弥
・手塚治虫
・松下幸之助
・織田信長
・豊臣秀吉
・坂本龍馬
・大隈重信
・聖徳太子
・美空ひばり
・津田梅子
・岡本太郎

・・・などがネット上では話題になっています。

もちろん、お札の肖像画は国民投票で決まるものではありません。
でも、決定される瞬間というものに立ち会ってみたいものです。

あなたは誰になってほしいですか?

やすおくん

僕はワンピースのシャンクスが良いなあ。
アニメのキャラも良いよね!

 

まとめ


ここまで、お札に肖像画を使用する理由や
女性の肖像画が少ない理由などについてお伝えをしてきました。

いかがだったでしょうか?

肖像画を使用するのは「ニセ札防止」のためというのは納得しました。

でも、肖像画の人物の選定については正直納得できなかったです。
というのも僕は都市伝説好きだからです。

選ばれる基準は表向きは「文化人」などと言っていますが
裏ではフリーメイソンに関わっている人物なのではないか?など

「陰謀論」にとても興味があるのです。

・・・本当の理由というのは一般人の
僕たちには一生知ることができないのかもしれませんね!

 

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