いただきますの意味やごちそうさまの意味を子供にわかりやすく教える説明

パパ

さっちゃん、「いただきます!」した?

さっちゃん

ううん、言ってないよ!
でも、なんでごはんを食べる前には
「いただきます!」って言うの?

パパ

さっちゃんには教えてなかったね!
なんで、食事の前にいただきます。
食事の後にはごちそうさまを言うのか?
・・・パパが説明するね!

さっちゃん

うん!教えてほしい。

もしも、子どもたちに「いただきます」「ごちそうさま」の意味を
伝えるとしたら、あなたなら何と教えてあげますか?

子供たちにぜひ教えて上げてほしいことをお伝えします!

いただきますの意味とは?

 

いただきますを言う意味とは?

「いただきます」は感謝を表す言葉なのです。

・・・じゃあ何に対して感謝を表すのでしょうか?

 

① 両親にたいして感謝を表す。
② 食材にたいして感謝を表す。
③ モノにたいして感謝を表す。
④ ご先祖様にたいして感謝を表す。

⑤ 神様にたいして感謝を表す。

 

それではひとつひとつ解説をしていきます。

 

① 両親にたいして感謝を表す

 

「いただきます」が言えるということは
母親がわざわざ料理をしてくれたから。

その労をねぎらって感謝の気持ちを込めて「いただきます」

そして、またその食材が購入できているのは
父親が毎日毎日仕事に出かけてくれているからです。

その働いてくれてることの感謝の気持ちを込めて「いただきます」

さっちゃん

パパ、ママ、いつもありがとう!

 

② 食材にたいして感謝を表す

料理の食材のほとんどは人工物ではなく、
他の動物や植物の生命を献上してもらっています。

お米、肉、魚、野菜、果物・・・など全て生命です。
その生命ひとつひとつに感謝の気持ちを込めて「いただきます」

また、牛を育ててくれている牧場の人たち。
魚であれば海に出て捕ってくれている漁師さん。
米を作ってくれている農家の方々。
野菜を栽培してくれている農園の方々。

いろんな労力にたいして本当に感謝の気持ちがあります。

なによりも生命そのものを献上してくれている生物には
改めて、感謝しても感謝しきれないことですね。

さっちゃん

命をくれているんだね・・・

 

③ モノに対して感謝を表す

モノに対して感謝を表すということは
大人もついつい、忘れてしまいがちなことです。

食事を摂るための食卓やイス。
おはしにお皿、お茶碗、コップ、スプーン、ナイフなど

自分のお金を払ったから手に入ったと
思っている人が多いですが、それは違いますよね?

誰かが苦労をして作ってくれたからこそ
いま、こうして食事をすることができているのです。

自分でお皿をつくるのは難しいですよね。

全てのモノに感謝の気持ちを込めて「いただきます」

さっちゃん

私のお気に入りのキティちゃんのお皿も
誰かが作ってくれたんだよね。

 

④ ご先祖さまにたいして感謝を表す

 

今から食事ができること。
いま存在していること自体がご先祖さまのおかげです。

過去、何代も何代も続くご先祖さまの
一人でも欠けていれば、いまの自分は存在しないのです。

いまから、おいしい食事を食べることができる。
それは、まさにご先祖のおかげでもあるのです。

ご先祖さまに感謝の気持ちを込めて「いただきます」

さっちゃん

さちこを産んでくれてありがとう。

 

⑤ 神様にたいして感謝を表す

 

神様というのはいろいろな宗教があるので一概には言えません。

ただ「いただきます」に対しては
古くから言われている神様のお話があります。

その昔、台所には「荒神様(こうじんさま)」という火の神様が
祀られておりました。この荒神様のおかげで安全に火を使うことができ
煮炊きなどができると信じられてきたと言われています。

この荒神様に感謝の気持ちを込めて「いただきます」

さっちゃん

台所に神様がいるんだね!
トイレにも神様がいるんだよね!

 

ごちそうさまの意味とは?

 

ごちそうさまを言う意味とは?

いただきますと同じく、
「ごちそうさま」も感謝を表す言葉なのです。

 

ごちそうさまは何に対しての感謝なのか?

 

「ごちそうさま」を漢字で書くと「御馳走様」と書きます。

「馳」という字と「走」という漢字には「走る」という意味があります。
「馳走」という漢字の意味は、食事を提供するために奔走する様を表現しているのです。

たくさんの人が関わって奔走してくれた結果として食事ができる。

米を作る農家の人、それを運ぶ運送会社の人。
それを陳列するスーパーの人、そして買い物をして
料理をしてくれる母親などたくさん人が奔走してくれています。

「御馳走様」というのは「走る」という意味の漢字を2つ重ねて、
さらに敬意をもって「御」や「様」という尊敬の漢字をあてることで
感謝の気持ちを表しているのが、「ごちそうさま」なのです。

さっちゃん

いろんな人たちが
走り回ってくれているんだね!

 

まとめ

「いただきます」「ごちそうさま」
の意味をそれぞれお伝えしてきました。

いかがだったでしょうか?

子供に教えると言いながらも我々大人たちも
ついつい、忘れてしまうことばかりだったのではないでしょうか?

大人たち自らが家のなかでも外食をしたときにでも
「いただきます」「ごちそうさま」を言っている。

この姿を見せることが子供に対する教育なのかもしれません。

どこでも「いただきます」と「ごちそうさま」を言える人は
僕から見ると、とてもカッコよく見えるのです。

みなさんはいかがでしょうか?

パパ

パパもこれからはもっと意識して
「いただきます」「ごちそうさま」を言うようにするね!

さっちゃん

さちこも絶対に
「いただきます」「ごちそうさま」を言うようにする!

パパ

良い事を思い出させてくれたね。
さちこ、ありがとう!

 

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