豆腐の由来とは?冷奴や納豆などいろいろな謎に迫る!

最近の若い子たちは聞いたことがないと思いますが、
昔、豆腐屋さんはラッパを吹きながら
自転車で売りにきていましたよね。

あのラッパの音色を聞くと
いろんな思い出がよみがえってきます。

それはさておき、
なんで豆腐って腐ってないのに「豆腐」なのか?
子供のころからの疑問だったので、調べてみました。

豆腐の漢字の由来とは?

 

なぜ?腐った豆と書くようになったのでしょうか!

豆を腐らせた食べ物というと?
まずアタマに思い浮かぶのは「納豆」だと思います。

なぜ、腐らせた豆と書いて「豆腐」になったのでしょうか?

その秘密は「腐る」という漢字の意味が関係しています。
今では「腐る」という言葉は
傷んで、だめになるという意味で使われています。

しかし、江戸時代では使い方が違っていたのです。

「腐る」とは?
ぷよぷよしていて柔らかい状態のこと

そこから、「豆腐」と名付けられたそうです。

 

納豆の漢字の由来とは?

納豆の漢字の由来とは・・・

大豆を原料にお寺の納所(台所)
でつくっていたから「納豆。」

豆腐に比べて納豆の言葉の
由来はめちゃシンプルですね!

納豆は昔、肉を食べることができなかった
僧侶の人たちにとって大切なタンパク源でした。

僧侶の人たちによってつくられた納豆。
だからこそ、奇跡的な栄養素があるのかもしれませんね。

 

意外と知られていない「豆腐の作り方」【動画】

 

ここで、少し余談にはなりますが、
豆腐ってどのようにしてつくられているのか、知っていますか?

意外と簡単につくられています。

まずは大豆を三倍の水に一晩浸します。
そして、柔らかくなった大豆をたっぷりの水と一緒に
ミキサーにかけます。

前の晩に浸しておいた水を煮立てていきます。
そこに砕いた大豆を入れて15分程度煮立てます。

この煮汁を木綿の袋にいれて
絞って濾すことでおから豆乳ができます。

次に凝固剤を入れていきます。
(豆乳の1%分ぐらいを用意します)

鍋の温度が70度くらいに温めたところで凝固剤は半分投入します。
静かにかき混ぜていきます。

さらに80度くらいに温まったところで
残り半分の凝固剤を投入します。

・・・すると次第に固まってきます。

それをガーゼに引いた四角い容器に入れて
上から重しをするときれいに固まってきます。

固まったものを水の中で
取り出すと「木綿豆腐」の完成です!

 

冷奴の「奴」とはどういう意味があるのか?

江戸時代の大名行列で「槍持奴(やりもちやっこ)」
と呼ばれる人たちがいました。

その人たちが着ていた半纏(はんてん)に
四角いおおきな紋章が描かれていました。

その模様が豆腐に似ていることから
豆腐のことを「奴」と呼ぶようになったそうです。

それを冷やしているから「冷奴」ということです。

やすおくん

昔は奴の大きさは3㎝角と
決められていたそうだよ。
確かに、ちょっと高級な
お店の冷奴は3㎝ぐらいだね

そういえば、子どもの頃、折紙をつかって
「奴さん」つくりませんでしたか?

管理人は意味も分からずけっこうよく作って遊んでいました。

奴さんってこういう意味があったのか?と
冷奴の意味を調べて初めて知りました!

豆腐の数え方の理由とは?

 

豆腐は数えるときに、1個、2個・・・とは数えません。
1丁、2丁と数えますよね。

豆腐の「丁」という文字は、丁半バクチの「丁」からきていると言われています。
丁は「偶数」半は奇数を表しますよね!

江戸時代のころは豆腐は2個1セットで売られていたそうです。
その、2個(偶数)を1丁と数えていたことで
その呼び方がいまでも残っているので、1丁、2丁と数えますよね。

もちろん今では1パックが1丁で売られていますよね。

やすおくん

まじ、日本語ってむずかし~い(泣)

 

まとめ

ここまで、豆腐や納豆の名前の由来や豆腐に関しての
いろんな雑学についてお伝えをしてきました。

いかがだったでしょうか?

「腐る」は今の「腐る」の意味とはちがう
ということも確かにびっくりでしたが、

僕のなかでは「冷奴」の由来が目からウロコでしたね!

子供の頃から謎がやっと解けた!って感じて
かなりスッキリできました♪

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